MEDIC FIRST AID® チャイルドケアプラスライセンス取得コース
MFAはメディック・ファースト・エイドの略称です。MFAは救急医療の先進国、アメリカで35年以上(1976年創設)も前に誕生した一般市民レベルの応急救護の手当の訓練プログラムであり、そのソフト(ノウハウ)とハード(教材などの伝達媒体)は数年ごとに最新の教育学的手法と国際コンセンサスに基づいた医学ガイドラインを盛り込んでアップデートを続けています。
現在ではその画期的にして卓越した教育内容と有効性により、国連関連組織・世界安全機構(WSO)をはじめ、アメリカ沿岸警備隊(日本の海上保安庁にあたる)やカナダ・ロイヤル・ライフセービング協会、ガールスカウトUSA、DAN JAPAN(財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会)など、様々な公的機関や団体の多くから公認され、5カ国に設置された国際サービス・オフィスを通して世界中に普及しています。
自ら蘇生した経験を持つ代表が使命感をもって取り組んでいるMFA JAPANは、応急手当て教育の先進諸国の知恵と経験を日本に導入することで、社会全体への貢献と啓蒙を目指しています。住む国や人種は違っても健康上のトラブルの対処法は基本的に同じだからです。
MEDIC FIRST AID® チャイルドケアプラス
チャイルドケアプラス
受講生ガイド
小児、乳児、成人のCPR、AEDとその他の応急手当て
小児と乳児、および成人のためのCPR(心肺蘇生法)、AED(自動体外式除細動)とその他の応急手当(ファーストエイド)を習得していただくMEDIC First Aidの「チャイルドケアプラス™・コース」は、家族はもとより、学校施設、保育者、スポーツ・コーチなど、子どもたちの健康上の緊急時に対応しなくてはならない人々に最適な講習プログラムです。
最新のCPR、AED、ファーストエイドのガイドライン2015に準拠している、この「チャイルドケアプラス™・コース」は、米国では保育者に課せられている応急手当の基準を満たしていますので、日本の保育施設にも、事故や病気から子ども達を守るための情報として大いに有益です。
チャイルドケアプラス™・コースは受講者の多様なニーズを満たすために、「小児と乳児コース」そして成人も含む「全年齢コース」の2つのパターンをお選びいただけます。
- 小児と乳児 - 小児と乳児のCPRとAED使用法とその他の応急手当てを習得したい方。所要時間は6時間前後
- 全年齢 - すべての年齢のCPRとAED使用法とその他の応急手当てを習得したい方。 所要時間は6~7時間
チャイルドケアプラス・コースの概要
受講対象者 |
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一般市民 |
保育関係者 |
教職員 |
ベビーシッター |
介護施設の職員 |
組織内の救急要員 |
講習の構成 |
インストラクター1名あたりの最大受講者数:12名 |
マネキン1台あたりの最大受講者数:3名 |
1クラスの最大受講者数:24名 |
AED訓練器1台に対して受講者数:3名 |
インストラクターが使用する教材 |
チャイルドケアプラス・プログラムの講習用視聴覚教材、DVD |
チャイルドケアプラス・プログラムのインストラクターガイド |
受講者使用教材 |
受講生ガイド |
ポケットスキルガイド |
救急計画表 |
実習用品(人工呼吸用バリア、保護用手袋など) |
スキル実習 |
小グループに分かれて基本的なスキルの練習をします。オプションのシナリオを使ってそのスキルを現実にあてはめる練習を増加することもできます。 |
修了カード |
評価方法 |
受講者が妥当なレベルでスキルを実行できるようになったかをインストラクターがコースを通して観察します。実技テストや筆記試験という方法による評価方法も可能です。職業によって必要な方はお申し出ください。 |
所要時間 |
7~8時間(参加者の経験や人数、オプションのトピック提示等によって異なります) |
コースで提供される講習内容
- 小児応急手当てプロバイダー
- 小児応急手当て
- 小児応急手当てプロバイダー
- 緊急事態に気づく
- ケガのメカニズム(受傷機転)
- かかわる人の安全
- 助けようと決める
- 自分を守る
- 血液感染性の病気
- スタンダードプリコーション(標準的な予防策)
- 自分を守る予防具
- 法的な側面
- 同意、同意の示唆、遺棄しない
- 良き隣人法
- 救援を呼ぶ
- 救急医療サービス(EMS)
- 中毒110番
- 救急計画
- 健康上の特別なニーズを抱えた子ども達
- ケガの報告
- 緊急移動
- 心停止
- 酸素と人間の体
- 二次的な心停止
- 心肺蘇生法(CPR)
- 子どもの蘇生(救命)の連鎖
- 突然の心停止:CPR、早期除細動
- 成人の蘇生(救命)の連鎖
- 胸部圧迫
- 小児と乳児
- 成人
- レスキュー呼吸
- 気道を確保する
- バリア(保護具)を使う
- 息を吹き込む
- 小児と乳児
- 成人
- 自動体外式除細動器
- AEDの操作
- 成人、小児と乳児
- AEDのトラブル解決と注意事項
- 初期の評価 - 意識なし
- 回復体位(リカバリーポジション)
- 心停止の手当て
- 小児と乳児
- 成人
- 圧迫のみのCPR
- 溺水
- 複数のプロバイダーによるCPR
- チョーキング(のど詰まり)- 軽度と重度
- 小児
- 成人
- 乳児
- 初期の評価 - 意識あり
- 出血のコントロール
- 止血帯[ターニケット](オプション)
- 内出血
- ショック
- 頭、首、または背中のケガ
- 脊椎のケガ
- 脳のケガ
- 脳震とう
- 四肢の腫れ、痛み、変形
- ヤケド
- 熱によるヤケド
- 電気によるヤケド
- 化学物質によるヤケド
- 目に入った化学物質
- 個々のケガ
- 切断
- 軽度のケガ
- 鼻血
- 口のケガ
- 目に入った異物
- 突発的な病気の警告兆候
- 意識レベルの変化(意識障害)
- 低血糖
- けいれん発作
- 失神
- 呼吸困難、息切れ
- 喘息(ぜんそく)と吸入器
- 激しいアレルギー反応
- エピペン自己注射器を使う(オプション)
- 中毒
- 飲み込みによる中毒
- 吸い込みによる中毒
- 一般的な病気
- 暑熱障害(熱中症)
- 激しい活動による脱水
- 熱疲労
- 熱射病
- 寒冷障害
- 低体温症
- 凍傷
- 刺す虫
- クモの噛み傷
- 動物と人間による噛み傷
- 精神面の考察事項
ご希望の場所や時間でコース開催もできます。
団体にあわせて講習プログラムを提供いたします。幼稚園・保育園や個人宅でもOKです。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
MEDIC FIRST AIDのロゴマークはMEDIC FIRST AID International, Inc.の登録商標です。