リスクマネジメント講習会 7.7'13

子どもを対象にした自然体験活動には、様々なリスクが潜んでおり、指導者には、 そうしたリスクをしっかり発見・把握し、判断・対処する能力が求められています。 そしてその能力の高さは、子どもの主体性をのばす良質な場づくりとも密接に関連しています。 リスクは状況によって常に変化しています。一つのリスクが、ある状況ではケガを ひきおこす要因になったとしても、また別の状況では、それほどの脅威とはならず、 逆に、子どもたちのチャレンジ精神や好奇心などを促す要素となることもありえる のです。単なる “リスク撲滅” ではなく、教育効果との両立を目指し、リスクを “コントロール” して事故を防ごうとする考え方が、子どもたちのよりよい体験活動を 支えていくうえで大きな力になると考えています。

スケジュール(予定)

10:00~受付開始
10:30~開講式~学びの為のウォーミングアップ野外実習1
12:00~昼食休憩
13:00~野外実習2  
15:00~まとめのセッション
16:30解散

「参加者役」と「指導者役」にわかれ、小さな活動を実際に体験しての相互実習を行います。アタマで考えるだけではなくリスク発見のトレーニングをしていきます。


  • 日時 平成25年7月7日(日)  午前10:00受付開始
                                                        午前10:30〜午後16:30 
     
  • 場所 テクノアークしまね(ビジネースパーク内) 4F 小会議室
                                                島根県松江市北陵町1番地 
     
  • 定員 20名
     
  • 参加費 2,100円(保険料込み)
     

講師 堀江 清二 氏

1972年生まれ。広島市出身。立命館大学文学部地理学科卒。大学時代には体育会山岳部に所属し,積雪期・無雪期を問わず山歩きに熱中。野外活動の持つ教育的可能性を追求しようと,2000年,長野県にあるアウトワード・バウンド・スクール(OBS)の指導者養成プログラム(JALT)に参加。修了後は,同スクールのインストラクターとして,学校・自治体・企業など,数多くの冒険教育事業の指導にかかわる。2002年,広島市でまなび工房を設立。NPO法人自然体験活動推進協議会トレーナーとして,2003年度から県立福山少年自然の家の年間の主催事業の企画・運営業務を行うなど,企画運営責任者として多くの事業を手がける。特に行政との協働事業が多く,広島県教育委員会,広島市教育委員会,福山市教育委員会などでは,リスクマネジメント,企画スキルなどを扱う教員研修に関わる。NPO法人これからの学びネットワーク代表理事,広島経済大学講師など。広島市安佐南区在住。